ブログ

いつき会ハートクリニック

  • 2021/09/06
  • 新着情報

新型コロナワクチン接種後の抗体検査について

新型コロナワクチン接種後の抗体検査について
 当院では、以前から新型コロナワクチン接種前後のスパイク蛋白質(S蛋白)抗体検査を行っています。
抗体価を、上限なしで正確に測定結果を出してくれるアボット社のものを採用しています。
 現在接種が行われているmRNAワクチンは、ウイルス表面の感染成立に重要な役割を果たす「スパイクタンパク質(S蛋白質)に対する抗体」を誘導することで、新型コロナウイルス感染症の発症予防効果を発揮するものです
 S蛋白に対する抗体検査は、ワクチン接種後の抗体獲得の評価として有用と考えられ、精度も十分に高いことがわかっています。

◎スパイクタンパク質 (S蛋白質)抗体検査
対象
過去の感染の有無、ワクチン接種後の抗体価がついた確認したい方。
ワクチン接種後については、2回目の接種後28日以降の検査を推奨しています。
検査方法 血液検査
検査期間 1~3日
費用 5000円
結果 来院もしくは希望者は輸送またはメールでのでの結果送付をします。
試薬名 ARCHITECT SARS-CoV-2 IgG II Quant (アボット社)
 

 なお、以前に行っていた「ロシュ・ダイアグノティックス社のIgM/IgG抗体検査(8000円)」についても引き続き実施しています。
いずれもウイルスの遺伝情報に関わるヌクレオカプシドタンパク質(N蛋白質)に対する抗体検査で、過去の感染有無の評価に適しています。
2021年7月に国立医薬品食品衛生研究所の検査で十分な精度が確認されており、S蛋白の抗体検査との同時測定も可能です。

あなたにオススメ記事

2025/04/07

新着情報

胸部X線画像診断支援AI(人工知能)の導入
当院では、2025年3月31日より、コニカミノルタ社の胸部X線画像診断支援AI「CXR Finding-i」を導入しました。
一週間、可動させたところ、順調です。
この「CXR Finding-iにより胸部X線画像をAIで解析し、結節影、腫瘤影や浸潤影の見落とし防止になります。
国内外で取得した数十万件以上の胸部X線画像の学習(Deep Learning)を行い、同社の独自技術による精度改良が実現されており特異度が88%に改善しております。
これから、日々の診療に役立てていくつもりです。

2025/04/02

新着情報

4月の診療時間変更
4月の診療時間変更をお知らせします。
以下、終了時刻が早まります。
4月8日(火)19時20分終了
4月14日(月)19時20分終了
4月15日(火)19時00分終了
4月16日(水)19時30分終了
4月18日(金)19時30分終了
4月21日(月)18時30分終了
4月22日(火)19時30分終了
4月30日(水)19時30分終了

2025/03/03

新着情報

3月の診療時間変更
2025年3月の診療時間変更は以下のとおりです。
いずれも、医師会、保険医協会、研究会、講演、講演座長、教育講演等の活動によるものです。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
3月7日 19時15分診療終了
3月11日 19時30分診療終了
3月12日 12時00分~17時30分 休診 17時30分再開
3月14日 19時00分診療終了
3月17日 19時30分診療終了
3月24日 18時00分診療終了
3月25日 19時30分診療終了
3月26日 18時00分診療終了
3月27日 19時30分診療終了
3月28日 19時30分診療終了


2025/02/03

新着情報

2月の診療時間変更
2月の診療時間変更は以下の通りです。
いずれも、講演や会議などに出席するため、終了時刻が早くなります。
2月10日 19時30分 診療終了
2月13日 17時30分 診療終了
2月14日 19時30分 診療終了
2月18日 19時30分 診療終了
2月19日 19時30分 診療終了
2月25日 19時30分 診療終了

このような記事も一緒に読まれています。

2019/01/31

院長ブログ

ロキソプロフェンNa(ロキソニン)に注意
 人工弁置換術後や心房細動などで処方される抗凝固薬のワルファリンというお薬があります。
 当院のように循環器疾患の患者さんが多く通うクリニックではよく処方します。(約170人)
 ところが、このお薬は、ほぼ毎月採血をしてPR-INRという値(血液凝固=血液の固まりにくさの指標)を測定してからでないと処方量が来まらない、やっかいな薬です。
 その上、他の薬剤との相性によって増強され(相互作用)異常に血液が固まりにくくなって、出血しやすい状態になっています。
その薬剤の代表的なものが、解熱鎮痛剤のロキソニン(ロキソプロフェンNa)です。(他、抗尿酸薬や脂質異常症の薬)
ロキソニン(ロキソプロフェンNa)は、NSAIDsという種類になりますが、NSAIDsとくにロキソニンはワルファリンを増強して血液の凝固を抑えてしまうため、極めて血液が固まりにくい状態になってしまいます。
このことをよくご存じでない整形外科の医師や内科の医師などが、お薬手帳でワルファリンを内服していることがかかれているのに、認識不足や勉強不足のために、安易に処方してしまったけっか、患者さんが脳出血は臓器出血などの不利益を被ることになりかねません。
実際に、このようなことはしょっちゅう起こっています。
これは、処方する医師の方で注意すべきことですが、あまりにそのような医師が多いので、患者さんの方でも注意しておいてください。

2019/03/13

新着情報,院長ブログ

3月14日 衆議院会議出席のため午前診療休診
3月14日は、衆議院議員会館での会議に出席するため、休診にいたします。

2020/09/26

新着情報

本年度のインフルエンザワクチン予防接種について
2020年10月1日から①65歳以上の高齢者②60歳以上で心疾患や重大な基礎疾患のある患者さんを対象としたインフルエンザワクチン予防接種を開始します。
また、先天性心疾患の根治手術前の乳幼児や、複雑心奇形の術後で易感染性がある患者さんも優先しようと思いますので、お電話で問い合わせください。
昨年までの10年間の実績から、当クリニックには充分なワクチンの供給が見込まれており、順次ワクチンのバイアルが搬入されてきております。
念のため、予防接種を希望される場合は、窓口で直接相談されるか、お電話でご確認ください。
自由診療としての予防接種の値段は成人4500円小児2500円ですが、助成金との差額を窓口でいただくことになります。
(例えば小児の場合は助成が1000円で、1500円(2500円-1000円)となります。
なお、それ以外の方々には10月27日以降の接種を順次受け付けますので、HPや当院までのお問い合わせで情報を更新してください。

本年度の冬季はインフルエンザウイルス感染症と新型コロナウイルス感染症の両疾患を予防する必要があります。
ご存じのように、現時点で新型コロナウイルスに対するワクチン製剤の販売はされておりません。
しかし、自然免疫を維持、強化するためには、様々なワクチンを接種しておいた方がより有利です。
肺炎球菌ワクチンの接種や麻疹風疹ワクチン接種もお勧めします。

2020/12/01

新着情報

12月の診療のご案内
1日(火)、14日(月)、16(水)は院長が会議に出席のため、診療時間を18時までと変更させていただきます。
冬季休暇は12月28日(月)~1月2日(土)となっております。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

menu

Tel03-3602-1810(予約優先)

TOP