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いつき会ハートクリニック

  • 2019/01/18
  • 院長ブログ

インフルエンザの予防

インフルエンザの予防には何が有効?

  インフルエンザを発症する患者さんが大変増えています。
 今年は、例年通り、先ずA型インフルエンザが流行しはじめ、38度代から39度以上に発熱する方とは別に、37度未満の微熱でも検査をするとインフルエンザウイルス陽性とでる方がいます。
 予防に最も有効なのは、予防接種です。とは言っても、100%ではなく、有効なのは3~4割と思ってください。イチロー選手の打率くらいなので、それでもたいした物です。
 次に有効なのは、うがい。15秒以上のうがいを一日3回、毎日した場合には、しない場合よりも有効性があったとういデータが京都大学から出ていました。
 なお、昔ながらのイソジンうがい液は、むしろ有害であるの、水道水の方がよいです。
 また、マスクは、医療用の密閉性が極めて強いものでないと、あまり有効性はありません。
 さらに、手洗いは消化器関連の感染症には有効であっても、インフルエンザに有効であるという証拠はないとされています。

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2025/06/25

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6月26日午後診療
2025年6月26日は佐藤一樹医師が出張のため、午後の外来診療は,当院の非常勤医師の東京大学医学部附属病院 循環器内科 山崎智永実先生が担当します。

2025/06/05

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6月の診療時間変更
6月の診療時間変更は以下の通りです。
6月5日(木) 18時30分 診療終了
6月6日(金) 19時30分 診療終了
6月13日(金) 午前12時00分診療終了 午後17時診療再開
6月18日(水) 午前12時00分診療終了 午後17時診療再開
ご理解のほど、よろしくお願い申しあげます。

2025/05/02

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5月の診療時間変更
5月の診療時間変更
 5月7日 19時00分終了
 5月13日 19時30分終了
 5月15日 19時00分終了
 5月16日 午前診療 12時30分終了
 5月16日 午後診療 17時00分終了
 5月27日 19時30分終了

2025/04/07

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胸部X線画像診断支援AI(人工知能)の導入
当院では、2025年3月31日より、コニカミノルタ社の胸部X線画像診断支援AI「CXR Finding-i」を導入しました。
一週間、可動させたところ、順調です。
この「CXR Finding-iにより胸部X線画像をAIで解析し、結節影、腫瘤影や浸潤影の見落とし防止になります。
国内外で取得した数十万件以上の胸部X線画像の学習(Deep Learning)を行い、同社の独自技術による精度改良が実現されており特異度が88%に改善しております。
これから、日々の診療に役立てていくつもりです。

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2020/10/06

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10月15日木曜日 18時45分 診療終了
10月15日木曜日は講演会の講師を担当するため、診療は18時45分で終了させていただきます。

2021/09/25

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2021年度 季節性インフルエンザウイルスワクチン接種について
医師会のルールのもと、2021年10月から季節性インフルエンザウイルスワクチン接種を開始しますが、対象者を絞って開始します。
対象は、
1. 65歳以上の高齢者
2. 60歳以上で罹患した場合に症状が重篤になる危険性がある基礎疾患のある方
となります。
いずれも、予約が必要です。
2021年度の季節性インフルエンザウイルスワクチンは供給量が昨年の65%程度になる見込みです。
これは、全世界的にインフルエンザウイルスはほとんど蔓延している地区がないことなども考慮されてのことと推測されますので慌てる必要はありません。

2021/12/14

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インフルエンザワクチン予約なしで接種できます。
今年はこれまで、インフルエンザワクチン接種は予約制としておりました。しかし、現段階では在庫が十分になりましたので、来院時にご希望があれば接種可能になります。希望者はご来院の際に、その旨をご教示ください。

2019/01/21

院長ブログ

インフルエンザと学級閉鎖
私は校医をしています。
インフルエンザが流行して、クラスの2割ほどが罹患した状態で欠席すると、学校側と相談の上、学級閉鎖や学年閉鎖や学校閉鎖を数日行います。
 インフルエンザが集団発生したときに,医学学会の学術的根拠として有効な手段は、日本はよくわかったいません。
ベルギーや米国テキサス州の取り組みの結果では、地域全体の学校一斉休みにすれば、有効であるこいとが分かっています。
ところが、日本は、文部科学省も厚生労働省も保健所も、学級閉鎖や学年閉鎖、学校閉鎖の有効性を検証していません。
「何か手を打った」という事実さえあればよいという態度であり、その結果がどうであったのか何も検討していないのです。
また、学級閉鎖のときに、外出禁止とされることが多いのですが、罹患した人と同じ閉鎖空間にいると感染が伝播しやすいのだから,理屈からすれば外出することによって感染するということにはなりません。
学校や省庁は道義上の理由でそうさせているだけです。

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